雨量観測方法

1)観測方法
観測方法には普通観測、自記観測およびテレメータシステムによる観測があります。

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普通観測とは、普通雨量計による目視観測をいいます。観測は、毎日定時(原則として午前9時)に行われ野帳に記入されます。

�⊆�動観測
自記観測とは、記録器を有した器械による観測をいいます。つまり、新しい自記紙(デジタル印字された自記紙を含む)あるいはMTカセットや半導体メモリなどのデータ収録装置を記録器にとりつけ、記録器を正常に動作させるとともに、一定時間の後、記録された自記紙あるいはデータ収録装置をとりはずし、その記録を読取り整理します。

��テレメータシステムによる観測
テレメータシステムによる観測とは、遠隔地で自動観測されたデータを、無線等によってデータ収集を行なう監視局へ搬送する観測をいいます。なおテレメータシステムで入手されるデータは、実時間(リアルタイム)の生データとしての雨量、水位であるので、それらを時間雨量、累加雨量、河川流量等の水文量に変換する処理を、河川情報システム等で実時間処理を行なっております。


監視局:中央にあって観測局の起動等の制御ならびに観測局からの観測値を収集し、必要に応じ演算処理装置への出力または他の監視局及び傍受局へのデータ転送を行なう局のことをいいます。

河川情報システム:テレメータシステムで入手されるデータを処理、蓄積、表示、伝送を行なうコンピュータシステムをいいます。

2)観測機器

 現在、一般的に使用されている雨量計は、普通雨量計、転倒ます型雨量計です。この他に寒冷地用としていっ水式雨量計、温水式雨量計、豪雪地域用には電磁弁式雨量計などがあります。

�”當民�量計
直径20cmの受水口より入った降水の体積を目視で測定するものです。

��転倒ます型雨量計
受水口を通じて、0.5mmまたは1.0mm相当の降水が流入するたびに転倒・排水するしかけのますを用いて、その転倒回数を電気信号に替え、記録して雨量を知るものです。

��いっ水式雨量計
転倒ます型雨量計を主体にした計器で、受雪部が水槽になっていて、その中に一定量の不凍液を入れ、周囲からヒーターで一定温度に保温できるようになっているものです。

�げ洪綣葦�量計
転倒ます型雨量計に温水による保温装置を設けてあり、寒冷地における降水・降雪から降水量を観測することができるようになっているものです。

�ヅ甜�弁式雨量計
転倒ます型雨量計に漏斗と転倒ますの間に電磁弁を設け、転倒動作中は滴下を停止させ、転倒中には転倒ますに降水が滴下されないようできるようになっているものです。

  参考文献:「水文観測(国土交通省水文研究会 著)」社団法人 全日本建設技術協会